製品の特徴

令和３年度の林野庁補助事業において開発した伐倒・搬出作業車です。
人身事故の発生を撲滅する目的で開発されましたが、車体を１０トンに大型化して、ローダークレーンとクラムバンクを装備、自らが伐倒した木を積載して搬出します。ローダークレーンの先端には弊社のロングアーム伐倒機「ブラキオEX」の伐倒アタッチメント「ブラキオフェラーバンチャ」が装着されており、４５ｃｍの立木を切断できます。アシストウインチは、車体の走行速度に同調してワイヤーの繰出し・巻取を行うだけでなく、ウインチの牽引力とタイヤの駆動力を最適なバランスに自動配分するフルシンクロ式を採用しています。車体にはキャビンが設けられていますが、１００ｍ以内であれば車両の運転及びローダークレーン等の操作はラジコン式コントローラーを使用して、車外の安全な場所から行うことが可能です。遠隔操作を行う際には操作者がティラノグラスを装着し、そこに投影される立体画像を見ながら操作を行うことで、安全に伐倒及び搬出作業を進めることができます。